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放置した原付・原チャリのエンジンがかからない!かける方法5選(放置バイク)

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放置した原付・原チャリのエンジンがかからない!かける方法5選(放置バイク) バイク
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今回は乗らなくなって長期間、放置した原付やバイクのエンジンがかからない時にエンジンをかける方法について5つ紹介します。

バイクや原付は冬になり気温が下がると乗らなくなることが多いと思います。

数か月、放置してしまうとバッテリー上がりやキャブレターにガソリンがなくなるなどの原因でエンジンがかかりにくくなります。

一度、エンジンがかからなくなるとそのまま放置してしまうことが多いと思います。放置してしまうとよりエンジンがかかりにくくなります。

エンジンがかかりにくくなったバイクでも、今回紹介する5つの方法でエンジンがかかる可能性が高いです。

逆にかからない場合は放置したこと以外にも原因があるため、かんたんにはエンジンがかからない可能性があります。

復活できるかどうか見極めるためにも、紹介する方法を試してみてください。

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原付(バイク)を放置しエンジンかからない状態とは・・・

放置したエンジンかからないバイクとは・・・

エンジンがかからない原付は、もともとエンジンがかかっていて調子よかったバイクがしばらく乗らなくなってエンジンがかからなくなったり調子悪くなったりすることです。

今回紹介するやり方を実践しても調子が戻らない場合は、放置したこと以外の原因があります。

例えば、キャブ調整不良が原因でエンジンがかからなくなった場合は、キャブ調整をしないとエンジンの調子は戻りません。

キャブだけでなく、電装系のトラブルが原因で調子悪くなり放置し、しばらくしても治らりません。(当たり前ですが・・・)

今回はもともとエンジンがかかっていたのに、乗らなくなったことで不動車になったバイクのエンジンをかける方法を紹介します。

放置原付のエンジンかける方法1.キックでエンジンをかける

放置原付のエンジンかける方法1.キックでエンジンをかける

エンジンにキックスターターが付いている場合は、セルではなくキックでエンジンをかけましょう。

セルよりもキックの方が、クランキングスピードが速くすることができるため、エンジンがかかりやすいです。

放置車両ならほとんどの場合、バッテリーは上がっているためセルは使えませんが、キックがあればキックでエンジンをかけてみます。

セルスターターしかないバイクはセルスターターでエンジンをかけてみます。

ちなみに、エンジンをかけようとセルを回したら、カチっとしか音がせずセルが回らなかったらバッテリーの容量がなくなっています。

そのままではセルでエンジンをかけることはできないので、キックでエンジンをかけるか、携帯用のエンジンスターターを使って始動してみます。

最近では、携帯型のエンジンスターターがあり、バイクだけではなく車にも使うことができるため非常に便利です。

余談ですが、2ストのスクーターや原付であればほとんどがCDI点火です。

CDI点火の場合、バッテリーが上がっていてもキックをすれば点火に必要な電力は発電するので、バッテリーが上がっていてもエンジンはかかります。

しかし、バッテリーが上がってしまうとウインカーが正常に作動しなかったり、ブレーキランプが暗くなるので充電するか、新品に交換するのが無難です。

最近は、海外製のバッテリーが出回ってバッテリーも安くなりました。

一方、インジェクション車両やバッテリー点火の車両はバッテリーが上がってしまうとエンジンが掛からなくなるので、セルが回らない場合は、バッテリーの電圧を測って、12V以下なら充電するか新品に交換した方がいいです。

インジェクション車の場合は、電磁ポンプでガソリンを供給します。バッテリーがなくなるとポンプが作動しなくなり、ガソリンを供給できなくなるので始動が出来なくなります。

キーをONにしたときに作動音が聞こえると思いますが、それは電磁ポンプの音です。

少し話題がそれますが、キャブレター車は電磁ポンプを採用している車種もありますが、多くは負圧式か自動落下式です。

負圧式の場合は、エンジンを回すことで発生する負圧を利用してキャブレターにガソリンを供給します。

なので、乗らなくなってしばらくするとキャブレター内のガソリンがなくなるため、キックを10回くらいしてガソリンをキャブレターに供給する必要があります。

放置原付のエンジンかける方法2.ガソリンが古い→燃料を新品に変える

放置原付のエンジンかける方法2.燃料が古い→燃料を新品に変える

ガソリンは油ですが、食べ物と一緒で賞味?使用期限があります。

1年以上、放置したガソリンは成分が劣化していて、エンジンがかかりにくくなっています。

仮に古いガソリンでエンジンがかかっても、エンジンが持っている本来のパワーは出ません。

なので、長期間放置して原付やバイクのエンジンが掛からなくなった場合、まずはガソリンをすべて交換します。

ガソリンが劣化しているか判定する方法は、ガソリンのにおいを嗅ぐことです。

劣化している場合は、酸っぱいにおいがします。

まずはタンクを開けてみてガソリンのにおいを嗅いでガソリンが劣化しているか確認します。

そして、劣化している場合はガソリンを抜いて新しいガソリンを入れることになります。

もし、酸っぱいにおいがしなくても、1年以上ガソリンを給油していない場合は念のためガソリンを入れ替えます。

タンクからガソリンを抜く場合は、タンクを取り外してコックを外して抜く方法が安全です。しかし、タンクを固定してコックを取り外すのがめんどうな場合が多いです。

そんな時は灯油用ポンプを利用すると、短時間で抜くことができます。

ただし、灯油用ポンプはガソリンを使用することができません、使用する時は、自己責任でお願いします。また、抜き取ったガソリンはガソリンスタンドで引き取ってもらう必要があります。

古いガソリンはキャブレターまで入っている場合もあるので、キャブレターのドレンボルトを取り外してガソリンを抜きます。

使用する工具はマイナスドライバー1本だけです。

タンクの中の古いガソリンは、新しいガソリンを満タンにするのであれば少し残っても問題ありません。

ガソリンを入れ替えて始動する時には、キャブレターにガソリンを貯める必要があるので、10回以上エンジンキックかセルでクランキング(エンジンを回します)します。

エンジンかける方法3.燃料の詰まり→インジェクター、キャブを掃除する

エンジンかける方法3.燃料の詰まり→インジェクター、キャブを掃除する

ガソリンを入れ替えても、エンジンが掛からない場合はキャブレターの内部部品がゴミなどで詰まっている可能性があるため、キャブレターを洗浄します。

キャブレターを洗浄するにはキャブレターをバイクから取り外す必要があります。

キャブレターは、エンジンに取り付けたまま洗浄剤を吹いても、キャブレターの中のメインジェットやスロージェットの穴の詰まりは取れないので注意が必要です。

キャブレターの分解方法は、エアクリーナーを取り外して、キャブレターの燃料ホース、ドレンホース、負圧ホースなどを取り外します。

エアクリーナーやインマニとの接続は差し込みして、バンドで固定するタイプが多いです。特に古いバイクの場合、プラスチックやゴムが劣化して外れにくかったり、取り付けしにくいことが多いです。

そんな時は差し込み口にシリコンスプレーを塗布するか、ヒートガンで温めると入りやすかったり、抜けやすくなります。

キャブレターの洗浄に必要なものは、パーツクリーナー、キャブレタークリーナーなどの洗浄剤とノズルクリーナーのような極細の針金とエアーガンです。

時間がある場合は、メインジェットやスロージェットなどキャブレタークリーナーにつけ置きしますが、時間がない場合は、ジェットの穴に洗浄を吹き付けて、穴が貫通しているか確認します。

エンジンが掛からないバイクや、アイドリングしないバイクはスロージェットが詰まっていることが多いです。

スロージェットの穴を覗いてみて、穴が詰まっていないか確認しましょう。

もし詰まっていたら、洗浄剤で根気よく洗浄しますが、それでも詰まりが取れない時はワイヤーを使って強制的にキレイにします。この時、ジェットの穴よりも太いワイヤーで掃除するとジェットの穴が広がってしまいます。

特にスロージェットの穴は径が小さいので細いワイヤーで掃除します。

不動車の原因はほとんどの場合がキャブレターの詰まりが原因です。

ガソリンを交換して、キャブレターを洗浄すればほとんどのバイクはエンジンがかかると思います。

放置原付のエンジンかける方法4.プラグを交換する

エンジンかける方法4.プラグを交換する

ガソリンを入れ替えて、キャブレターを掃除してもエンジンがかからない場合は、プラグを交換してみます。

もともと動いていたバイクを放置して不動になった場合、プラグが故障することはあまり考えにくいです。

しかし、2ストロークでは燃料と一緒にエンジンオイルを燃やすため、エンジンをかけようとして、劣化したガソリンがプラグに付着して火花が飛びにくくなることもあります。

プラグは値段も高くないので新品に変えておいても良いと思います。

エンジン始動の確認ならノーマルプラグで十分です。

エンジンかける方法5.排気の詰まり→マフラーのつまりを確認する

エンジンかける方法5.排気の詰まり→マフラーのつまりを確認する

キャブレターを掃除して、プラグ変えてもエンジンが掛からない時はマフラーが詰まっていないか確認します。

過去に一度だけ経験しましたが、スクーターのマフラーに泥バチが巣を作っていて、マフラーが詰まりエンジンがかからないことがありました。

正確にはエンジンはかかったのですが、アイドリング数秒してエンジンが止まりました。

可能性は低いですが、マフラーが詰まっていることもあるので、キックしたときに排気ガスが出ているのか念のため確認します。

詰まっていた場合で、取り除くことが困難な場合は最悪マフラーの交換です。

【まとめ】放置したエンジンがかからない原付・原チャリのかける方法

最後に簡単にまとめてみます。

長期間放置してエンジンがかからなくなったバイクは次の手順でエンジンをかけてみます。

1.キックが付いている場合は、キックスターターでエンジンをかけてみる。

この時、バッテリーも充電または、新品に交換します。

インジェクションの場合は、新品交換が無難です。CDI点火のバイクはバッテリーが上がっていてもとりあえずエンジンをかけることが可能です。

2.ガソリンを入れ替え

古いガソリンは劣化していてエンジンがかかりにくいです。

1年以上給油していなければガソリンはすべて交換します。キャブレターのガソリンもドレンボルトから抜いて新しいガソリンに入れ替えます。

3.キャブレターを掃除する

ガソリンを交換してもエンジンがかからない時はキャブレターのジェットが詰まっている可能性があります。

キャブレターを分解して、キャブ本体、メインジェットとスロージェットの穴を洗浄します。

特にスロージェットの穴は径が小さいので詰まりやすいので、詰まりがないか確認する必要があります。

4.プラグを交換する

ガソリンを入れ替えて、キャブレターを掃除してもエンジンがかからない場合はプラグを交換します。プラグが長期間の保管で壊れることはあまりありませんが、古いガソリンでエンジンをかける時にプラグがかぶって火花がとびにくくなることがあります。

高価なパーツでもないのでエンジンが掛からないときはとりあえず交換をお勧めします。

5.マフラーの詰まりを確認する

それでもエンジンがかからない場合は念のためマフラーが詰まっていないか確認します。

マフラーが詰まってしまうとエンジンがかかりません。

もしマフラーが詰まっていた場合、異物を除去します。除去できない場合は、中古のマフラーに交換した方が早いかもしれません。

今回は、放置していた原付やバイクのエンジンをかける方法を紹介しました。

放置されたバイクなら今回紹介した方法で復活する可能性が高いと思います。

逆に1から5を試してみて掛からない場合は、放置したことでエンジンがかからない以外にも原因があります。

その場合は圧縮、点火、燃料のなかで何が悪いのか1つ1つ原因を潰すしかありません。

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