チャンバーとは?【NSR50 80 NS1 NS50F】おすすめチャンバー

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バイク

2ストのチャンバーを知っている方は多いと思います。

真ん中が膨らんだマフラーを取り付けるとパワーアップするアレです(笑)

一方、チャンバーの原理は理解していない方も多いのではないでしょうか。

この記事ではチャンバーの仕組みやチャンバーの選び方を詳しく解説しています。

また、NSR NS1 NS50Fのおすすめのチャンバーもあわせて紹介していきます。 初めにレーシングチャンバーを街乗りで装着する時は自己責任でお願いします。

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2ストバイクのマフラー、チャンバーとは?

2ストバイクのマフラーチャンバーとは

まず初めにチャンバーについて説明します。

チャンバーとは2ストのマフラーで形や長さでエンジンの特性を変えることができます。

簡単に言ってしまうと一言で終わるし、そんなこと2スト乗りなら常識です。

じゃあ、なんでチャンバーを付けたらパワーが上がるのか?

そして、エンジンの特性が変わってしまうのか? 簡単に解説をしたいと思います。

2ストが4ストと比べて燃費が悪い理由

まず初めに4ストと比較して2ストってなぜ燃費が悪いか分かりますか?

説明できる人はあまりいないのではないでしょうか?

2ストはガソリンと空気の混合気を完全に燃焼できないから燃費が悪いです。

4サイクルは吸気と排気にそれぞれバルブがついています。吸気や排気でバルブが閉じたり、開いたりして混合気を完全に燃焼しています。

一方、2ストはバルブがついていません。

その代わりシリンダーに掃気と排気ポートがあって4ストのバルブの役割をしています。

2ストでは構造上、爆発してピストンが下がる排気サイクルの終盤では、排気ポートと掃気ポートが同時に開いています。

なので、せっかく1次圧縮で掃気からシリンダーの中に充填した混合器は排気と一緒に出て行きます。

簡単にいうと燃料が排気ガスと一緒に流れています。

だから2ストは燃費が悪いです。

この排気ガスと一緒に流れてしまう未燃焼ガスをどうにか有効に利用できないないか?

そこからチャンバーが生まれました。

チャンバーとは?

チャンバーとは排気ガスと一緒に流れてしまった未燃焼の混合ガスをもう一度シリンダーの中に戻して再燃焼させるマフラーです。

チャンバーの特徴はマフラーの真ん中に膨らんだ膨張室で、これを見ると誰でも2ストって分かります。

どのチャンバーも膨張室だけふくらんでいて、マフラーの出口に向かうと急激に細くなります。チャンバーではこの膨張室が重要な役割をしています。

爆発した排気ガスは圧力波があります。圧力波が排気ポートからチャンバーに入ります。

膨張室に到達すると圧力は広がりますが、出口が細いため圧力は反射し、再び排気ポートへ戻ります。 圧力波が排気ポートへ戻る時に未燃焼ガスも一緒にシリンダーの中に入るため、未燃焼ガスを再燃焼できるわけです。

2ストのチャンバー効果

2ストはイメージが大事なのでチャンバー効果をおさらいです。

爆発して、ピストンが下がります。

爆発して、ピストンが下がります。

排気ポートが開いて燃焼したガスが排出

最初に排気ポートが開いて燃焼したガスが排出されます。

爆発した燃焼ガスは高圧になります。圧力が低いチャンバーの方へガスが一気に流れます。

膨らましたフーセンをイメージしてもらえると分かりやすいと思います。

風船

フーセンを膨らませるとフーセンの中は高圧、外は低圧になります。

風船2

栓を外すと中の空気が勢いよくでると思います。

これと同じ原理です。

排気が終盤になると掃気ポートが開きます

排気が終盤になると掃気ポートが開きます。

一時圧縮された未燃焼ガスはシリンダーの中に入りますが、一部は排気ガスの一緒に排出されてしまいます。

ここからチャンバー内の様子を見てみましょう。

排気ポートからだされた排気ガスは排気ガスと圧力波があります。

排気ポートからだされた排気ガスは排気ガスと圧力波があります。

圧力波は膨張室で広がり排気ガスと一緒にチャンバーの出口へ向かいます

圧力波は膨張室で広がり排気ガスと一緒にチャンバーの出口へ向かいます。

排出されてしまった未燃焼ガスと一緒にシリンダーの中に入る

膨張室の終盤では出口が狭いので圧力波は反射して、再び排気ポートへ向かいます。

この時、排出されてしまった未燃焼ガスと一緒にシリンダーの中に入るので、パワーが上がることになります。

2ストはなぜパワーバウンドがあるのか?

2ストロークのエンジンではパワーバウンドがハッキリしています。

理由は、チャンバーの長さや膨張室の大きさは決まっているので、燃焼ガスが効率よく戻るタイミングはエンジンの回転数によって変わるからです。

逆に言うと、チャンバーの形状でエンジンの特性を調整できます。

例えば、膨張室の形状の細くしてパワーバウンドを高回転仕様にしたり、逆に太くして低回転にしたりすることができます。

だから、膨張室の形状や長さによってエンジン特性が変わるので各メーカーからいろいろなチャンバーが出ています。

最近はめっきりチャンバーのラインナップが減りましたね。少し寂しいです。。。

ながながとチャンバーの説明をしてきましたが、いよいよ本題のNSR,NS-1、NS50Fのおすすめのチャンバーを紹介します。

NSR50 NSR80 NS1 NS50Fおすすめのチャンバー

NSR50 NSR80 NS1 NS50Fおすすめのチャンバー

NSRのおすすめのチャンバーはリブラプロのチャンバーです。

理由は2つあります。

  • レースでも実績があって、パワーバウンドが広くて使いやすいから。
  • トルクが太くて、他のチャンバーよりエンジンの回転数が落ちることがあまりないから。

これまで使ったチャンバーは借りたものを含めると10本以上あります。

一番使いやすかったのがリブラプロです。

自分が使ったリブラプロチャンバーはM7プラスとM15チャンバーですが、

街乗りメインであればM7プラスかM9がいいと思います。

理由はトルク重視のチャンバーだからです。

街乗りでは信号のスタートダッシュ、上り坂などサーキットにはない状況があります。

トルクがあった方がエンジンの落ち込みが少なく楽に乗れるので、トルク重視のM7プラスかM9チャンバーがおすすめです。

ちなみに、レーシングチャンバーを街乗りで使う場合は自己責任でお願いします。

ちなみに自分は街乗りではノーマルチャンバーです(笑)

おすすめチャンバーはトルク重視

おすすめチャンバーはトルク重視

NSRやNS1のチャンバーを選ぶにあたって、検討してほしいのがトルク重視チャンバーであるかどうかです。

街乗りだけでなく、峠やサーキットもトルク重視のチャンバーが使いやすいです。

高回転型のチャンバーは高回転を維持できれば速く走ることができるのですが、常用回転数も高いと回転が下がった時に、立てなおすのに時間がかかります。

高回転型のチャンバーはどうなのかというと

高回転型のチャンバーは高回転を維持するのが難しいです。

例えば、トルク重視のチャンバーはパワーバウンドが9000回転からとすると、回転が落ち込んで7000回転まで落ちても、元々のトルクが太いので、半クラッチやギヤを1速落とすだけで簡単にパワーバウンドまで戻すことができます。

しかし。高回転重視のチャンバーではパワーバウンドが11000回転からの場合、そもそも11000回転までのトルクが薄いので、回転が落ち込んだ場合、簡単に元に戻りません。

ギヤを2速落とさないとパワーバウンドまで回転を上げることができなかったり、回転が落ち込んだリカバリーも大変です。

なので、高回転型のチャンバーはロードコース以外ではあまり出番はないかなと思います

ちなみにボアアップしているならボアアップ専用のチャンバーを選んだ方が間違いないかなと思います。

50ccのチャンバーでは使えないかというとそういうわけでもなくて、普通に使えます。

しかし、メーカーは50CCのチャンバーを開発する時、50ccに合わせて一番パワーが出るように作っているので、出来れば排気量に合わせたチャンバーを選んだ方がより性能を発揮できます。

NSR50 NS-1 NS50Fおすすめのチャンバーの買い方

NSR50 NS-1 NS50Fおすすめのチャンバーの買い方

最後にチャンバーの買い方について少しお話します。

ここまで聞いて、チャンバーはリブラがいいらしいから、リブラすぐ買います!!
ってなればいいのですが、リブラプロのチャンバーはかなり高いですよね。

おすすめの買い方は、ヤフオクかメルカリです。

理由は、リブラプロが安く手に入るし、最悪、使えなくても売れば同じ値段で売れるからです。

リブラプロのチャンバーは今でも新品で買えるので、廃盤になっておらずプレミア価格にはなっていません。なので、ヤフオクでも新品の半額以下で取引されています。

中古でもリブラプロのチャンバーが欲しい人は一定数いるので、売る時も同じくらいの値段で売ることができると思います。

無理に新品を買わなくても、今はヤフオクとかメルカリとか中古部品が気軽に手に入るいい時代になりました。

以上、NSR、NS-1 NS50Fのおすすめチャンバーの解説でした。

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