海外仕様のトヨタやレクサスの車に乗っている方は、メーターに突然現れる「MAINT REQD」の文字に驚かれたことはありませんか?
私も最初にメーターに表示されたとき、エンジン警告灯と勘違いして慌てて調べました。
MAINT REQDのインジケーターはエンジン警告灯とは全く別物です。
この記事では
- MAINT REQDについてどのような意味なのかを解説
- MAINT REQDの消し方を解説
します。
MAINT REQDとは?MAINTENANCE REQUREDの意味です
車は普段通り調子いいはずなのに突然メーター内に現れるインジゲーター。エンジンチェックランプと同じような色で慌てる方も多いと思います。
安心してください。
問題ないですよ。
最近の車のメーターでは液晶ディスプレイになっており、インフォメーションディスプレイに表示されることもあります。
MAINT REQDとは、MAINTENANCE REQUREDの略です。つまり、オイル交換時期になったので車のメンテナンスしてくださいね。というお知らせです。
初期設定では5000マイル毎に表示されるようになっています。
チェックランプがついた場合は、出来るだけ早いうちにオイル交換を行いましょう。
MAINT REQDのランプがついてもすぐに車が故障したり、調子悪くなったりするわけではありません。
ランプが付いたら何がなんでもすぐに交換!ではなく、あくまで交換時期のお知らせなので都合の良い日に自分で交換したり、お店に持って行けばオッケーです。
ちなみに・・・
日本仕様の車には付いていませんが、海外仕様(北米仕様)のトヨタ車にはすべてついています。
日本仕様の車にチェックランプがついていない理由は想像ですが、日本の自動車には車検制度あり、カーディーラーなどメンテナンスショップがしっかりとお客さんの車を管理していてお知らせする必要がないからだと思われます。
また日本人の多くの方が普段の車のメンテナンスはお店にお願いしていることも理由のひとつでしょう。お店で交換すると次回のオイル交換時期を書いたシールを必ず貼ってくれますしね。
一方、アメリカでは車検制度もなく、自己責任で車のメンテナンスを行います。個人でオイル交換やメンテナンスを行うことも当たり前になっています。
もちろん、ショップやディーラーでもオイル交換や点検をやってくれますが、広いアメリカにはディーラーまで小一時間ということも珍しくありません。
田舎に住んでいる人はほとんど自分でやっています。
旧車コレクターなど車好きも多いです。
MAINT REQDの消し方。簡単にリセットできます。
MAINT REQDのリセットは簡単です。
1.メーター内のトリップメーターの黒いボタン(走行距離切り替えとリセットボタン)を何回か押し ODOメーターに合わします。
2.そして、キーをOFFにします。
3.黒いボタンを押したまま、キーをONの位置に回します。
写真のように横線が左から右へ消えていくので、すべて消えるとリセット完了です。
メーターが液晶ディスプレイの場合写真のように、バーの色が消えていきます。
トヨタ 4runner MAINT REQD消せない場合の対処方法
多くのトヨタ車の場合、この手順でリセットが出来ます。
しかし、4runnerはリセットが全く出来ませんでした。
取り扱い説明書で確認すると、最初のトリップメーターを切り替えするときに、ODOではなくTRIP Aに合わせるとリセットすることが出来ました。
ODOメーターで上手くいかない場合はTRIP Aに切り替えて操作するとリセット可能です。
最後にMAINT REQD SOONの意味とは?
最近の車でメーター内に液晶のインフォメーションディスプレイが装備されている場合、メンテナンス時期が近づくと「MAINT REQD SOON」の文字が現れて、しばらくすると消えます。
MAINT REQDとの違いは表示が消えるか消えないかだけです。
ただのお知らせなのでMAINT REQDのインジケーターが点灯してからオイル交換で問題ないです。
MAINT REQDインジゲーターランプのまとめ
MAINT REQDの意味とリセットの方法についてまとめました。
MAINT REQDのインジゲーターは便利な機能なのでぜひ日本の車にも標準装備してほしいです。
普段はトリップメーターBでオイル交換の走行距離を管理していますが、バッテリー交換の時、誤ってリセットしてしまうこともあります。
そうなるとオイル交換までの走行距離が管理できなくなるので不便です。 MAINT REQDのインジケーターはバッテリーを交換してもリセットされないので、確実に管理が出来ますね。
コメント