今回はマキタバッテリーを使った自作投光器を紹介します。
マキタバッテリーを利用した投光器はいろいろなブログやYoutubeで紹介されています。
共通点は、市販の電源取り出しキットと汎用のLED投光器を使ったものです。
今回はLEDはAmazon販売されているコンパクトな車用のフォグライトを使用しましたが、マキタバッテリーからの電源取り出しは3Dプリンターを使って自作しました。
マキタバッテリー18Vで何時間点灯できるのか?
自作する過程や配線方法も紹介しています。 ぜひ最後までご覧ください。
【準備】マキタバッテリー18Vを使った自作LED投光器

まずあらかじめ用意したのかこちらです。
- マキタバッテリー
- 自作バッテリー電源取り出しキット
- LEDフォグライト 1600円くらい(2つで)
- ロッカースイッチ
- フィラーゲージ
材料はすべてAmazonでの購入です。
自宅に居ながら電子部品を購入できるので助かっていますが、Amazonの悪いところは、小さい部品の単品の注文ができないこと。
スイッチなど電子部品は秋月電子の方が安いと思います。
マキタバッテリー18V 投光器用のLEDフォグライト

今回選定したLEDライトは18Wのワークライトです。

投光器を選定した理由はコンパクトであることと24V対応であること。
まずマキタバッテリー18Vを変圧なしで使いたいので24V対応でないと使えません。今回のワークライトは24Vにも対応しています。
また、持ち運びの時に出来るだけ邪魔にならないように、本体サイズが小さくて出来るだけ明るい方がいいため。幅100mm、高さ80mmの18Wにしました。
安くて爆光そうなのは結構ありましたが、サイズと消費電力のバランスがいいのはこのLEDフォグライトでした。
マキタ18V自作電源取り出しキット(3Dプリンター)

マキタ18V電源取り出しキットは3Dプリンターで自作しました。
今までは電源取り出しキットのモデルはインターネット上でダウンロードして使ってきました。
しかし、既存のSTLファイルでは自分で編集できないので、デザインの自由度はありません。固定ボルトの位置や、スイッチ取り付けスペースなど何かと編集する必要があったので、今回は自分で3Dモデルを作ってみました。
キッチリと寸法を拾ったつもりでしたが、一回でうまくいかず、何回か試行錯誤しています。3Dプリンターで出力すると微妙に寸法が変わるので、それも計算して設計する必要があるので難しいところではあります。
マキタバッテリーの端子に接続する金具は、これまで曲げて加工していましたが、ストレートに変更しました。

この方が金具を用意し半田付けするだけなので簡単で便利です。
金具は差し込み式ですが、外れる心配はありません。
理由はマキタバッテリーの取り付けはスライド式です。前後に動かないようにストッパーを取り付けることで、金具が動かないようになっているからです。
上下方向には力が掛からないので外れることはありません。
マキタバッテリー18Vを使った自作LED投光器の組み立て 端子はフィラーテープに配線を半田付けして組み立てます。

スイッチはAmazonで買ったロッカースイッチです。

一番安いモデルです。

こちらもハンダ付けしていきます。
一通り配線が終わったら配線チェック。

無事に点灯しました。 部品を組んでいきます。
ベースが完成しました。

投光器を乗せる台のセンターにはM8ナットの空洞を作って、電源取り出しキットの間にナット挟んで固定できるようにしています。

ボルトはM3ミリのボルト4つで固定しています。

ステーと本体はボルトを左右2本で固定していて、緩めることで正面から真上まで角度を自由に変更できるようになっています。

マキタバッテリーともしっかりと固定できています。
それでは、マキタ3Ahのバッテリーで点灯耐久テストをやっていきます。

開始した時間が12時45分です。

2時間後

3時間後

3時間半後

4時間後
見てもらえれば分かりますが、時間とともに光量が落ちて明かりが暗くなるのかと思えば全然そんなことなくて、最後の最後まで明るさを維持しています。
さすがマキタのバッテリー。
最後まで電池の電圧が維持できるように設計されています。
最後は急激に電圧が低下して暗くなっています。 ここまで放電すると、過放電になって電池にダメージがあると思われます。
マキタ18V自作投光器 反省点

今回の反省点ですが、配線の取り出し口を電源取り出しキットの真上から、プラスとマイナスに分けて取り出ししたのですが、配線がむき出しになっています。
次回はキットの横からまとめて取り出すように変更したいと思います。
スイッチからの線も長すぎですね。 LEDフォグライトは2個入っていたので、もう一個は今回の反省点を活かして修正したいと思います。
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