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【Z1/Z2KZ1000】旧車バイクのメーター修理。ガラス交換

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【Z1/Z2KZ1000】旧車バイクのメーター修理。ガラス交換 カワサキ空冷Z
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今回はKZ1000の割れたガラスを交換します。

買った時からガラスが割れていて放置してきましたが、いい加減かっこ悪いのと雨の日に水が入る可能性があるので、ガラスを交換してリフレッシュしたいと思います。

分解から組付けまで一連の流れを紹介しています。 旧車バイクメーターのガラス交換したい方はぜひ最後までご覧ください。

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【Z1/Z2KZ1000】旧車バイクの割れたスピードメーター

【Z1/Z2KZ1000】旧車バイクの割れたスピードメーター

バイクはKZ1000のメーターです。

こうしてみるとかなり派手に割れています。買った時からこの状態です。

多分、前も持ち主は何かの物をメーターに落としたんでしょうね(笑)

社外品の新品メーターに変えることも考えたのですが、せっかくの実働の純正メーターなので社外品は買わずに純正メーターを修理したいと思います。

準備した工具は3点だけです。

マイナスドライバー、ラジオペンチ、ペンチ。

クニペックスのペンチかなり使いやすいです。

【Z1/Z2KZ1000】旧車バイクの割れたスピードメーターの代替品

【Z1/Z2KZ1000】旧車バイクの割れたスピードメーターの代替品

割れたスピードメーターガラスの代替品はネット通販のebayで買いました。

ガラスを任意のサイズにカットしてくれますが、よく見るとエッジが荒いのでおそらくハンドカットだと思われます。

サイズはメーターの外から計って88mmにしました。

厚みは純正が割れた破片から1.8mmくらい。注文したガラスは2.4mmでしたが、無事に取り付けできました。

ちなみに、自分でガラスカットすることもできます。

ガラスカッターを使えば、好きな径でまるいガラスを製作できます。

今回はガラス板も用意できないので、カットをお願いしました。

【Z1/Z2KZ1000】旧車バイクの割れたスピードメーターの分解

【Z1/Z2KZ1000】旧車バイクの割れたスピードメーターの分解

まずはメーターを合わせているリングを取り外します。

カシメを緩めていきますが、3か所の切りかきからマイナスドライバーでカシメを起こしていきます。

3か所の切りかきからマイナスドライバーでカシメを起こしていきます。

このカシメしっかりと固定されています。実際にカシメを緩めるのにかなり時間かかりました。

少しづつ全周にカシメを起こして緩めていきます。

いっぺんに起こして緩めるのではなくて、少しづつ全周にカシメを起こして緩めていきます。

マイナスドライバーも滑りやすいのでケガには注意してください。

マイナスドライバーが滑って、手にかなりのダメージを負いました(笑)

メーターが分解

カシメが緩むとメーターを分解できます。

かしめリングの取り外し

まずは、かしめリングの取り外しです。

このカシメリングを取り外しも苦労しました。

カシメリングを取り外しも苦労しました。

理由は、カシメの中にゴムシールがあって、カシメが下にズレませんでした。

スピードメーターは常に雨ざらしなので、防水のためにゴムシールがカシメにしっかり入っていています。

初めに、ゴムシールにシリコンスプレーを塗って潤滑の役割を与えてあげると簡単に取り外しできたかもしれませんね (笑)

取り外したら、メーターだけ軽く水吹きしました。

油汚れはついていなくて、ほこりっぽい汚れが堆積していたので水吹きで十分にきれいになります。

メーター本体とカバーのゴムシールを取り外します。

メーター本体とカバーのゴムシールを取り外します。

固着していて途中で切れるかと思いましたが、大丈夫でした。

ちなみにゴムの状態は比較的良かったので、一度メーターを分解しているのかもしれません。

40年以上前のバイクのゴムシールが劣化せずにここまで弾力を保っているのは考えにくいです。

余談ですが・・・

メーターの外カバーと中カバーを分解します。

これも表面のゴムシールで密着されているので分解するのに力が要ります。

マイナスドライバーを隙間に入れてこじって取るのが簡単

マイナスドライバーを隙間に入れてこじって取るのが簡単だと思います。

一度、シールの密着が外れることができたら簡単に取り外しできます。

中カバーが外れたらいよいよガラスを取り外します。

これはもう割れているので粉々に砕いて取り外しをしました

これはもう割れているので粉々に砕いて取り外しをしました。

同じようにマネされる場合はくれぐれも手をケガしないように注意してください。

分解する時にすでに手をぶつけて負傷していますが(笑)

ガラスが外れたら分解完了です。

いよいよ、新品ガラスを組み込んでいきます。

【Z1/Z2KZ1000】旧車バイクの割れたスピードメーターの組み立て

【Z1/Z2KZ1000】旧車バイクの割れたスピードメーターの組み立て

外カバー、ガラスパッキン(ゴムシール)、中カバー、カバーパッキン(ゴムシール)、カシメの順番に組み立てていきます。

まずは、買ったガラスを組む前に中性洗剤で洗います。

パーツクリーナーよりも中性洗剤の方がキレイにホコリと汚れが落ちます。

そして仕上げにコーディングします。コーディングはシリコンスプレーを使います。

コーディングの目的はメーターの曇り止めです。

正直効果あるか微妙ですが、やらないよりはマシってことでやります。

シリコンスプレーをパッキンに塗ります

組み立てる前にまずはシリコンスプレーをパッキンに塗ります。

これは、滑りを良くして組み立てやすくするためです。

ガラスとシール組付け

パッキンに塗り終えたらガラスをはめ込んでいきます。

パッキンの外側にももう一度、シリコンスプレーを塗ります。

そして、メーターケースに組み込んでいきます。シリコンスプレーを塗っているので簡単に入るはずです。

メーターケースに組み込んでいきます

ゆっくり少しづつ外周を押していきます。

ガラスはめ込む時に指でペタペタさわって指紋つきました。。。 結局、ガラスを拭きなおしているので最後にガラスをコーティングした方が良かったですね(笑)

外カバーとガラスを挟む中のカバーを取り付けます。

外カバーとガラスを挟む中のカバーを取り付けます

特に何も考えずに取り付けます。

メーターの合わせ面のパッキンとカシメリングをあらかじめ取り付けておきます

次に、メーターの合わせ面のパッキンとカシメリングをあらかじめ取り付けておきます。

このパッキンにもシリコンスプレーを塗って組みつけしやすくしておきます。

初めにガラスカバーにパッキンを取り付けてカシメのリングを取りけます。

初めにガラスカバーにパッキンを取り付けてカシメのリングを取りけます。

実はこのリングを取り付ける作業に結構時間がかかっています。

パッキンの大きさに対して、リングの内側が狭いのでなかなか入りませんでした。

もしかしたらカシメリングが変形して入れにくかったかもしれないので、新品を用意した方が簡単かもしれません。

はいったら最後にホコリを拭きとって、メーター本体を合わせてカシメをしめていきます。

使ったのはラジオペンチとクニペックスのペンチ。

メーター本体を合わせてカシメをしめていきます

こちらもいっきに締めようとせず、まずはメーター外周の3か所の切りかきをラジオペンチで締めます。

そして、回りをゆっくりとペンチでしめていきます。

いろいろと工具を使いましたが、3か所の切りかきを止めるのにはラジオペンチ、外周をかしめる作業はペンチがやりやすかったです。

3か所止まったらガンガンペンチでかしめていきます。

【Z1/Z2KZ1000】旧車バイクの割れたスピードメーター完成

【Z1/Z2KZ1000】旧車バイクの割れたスピードメーター完成

完成しました。

ガラスを交換するだけで新品みたいなキレイなメーターになりました。

旧車で乗っている方でメーターガラスが割れていたり、曇っている方はぜひ交換してみてはどうでしょうか?

特殊工具の必要はなく意外に簡単に交換できます。

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