今回は、普段から使っている電動工具について紹介します。
しかも、バイクの整備をしたり、家の修理をDIYでやったりするのにもすべてこの工具一台でやっています。
その工具とはマキタのインパクトドライバー18V。マキタUSAの平行輸入モデルです。
バイク整備にインパクトドライバーがおすすめな理由

理由は1台で3つの工具の代替えをできるからです。 3つの役割とは、
- インパクトドライバー
- インパクトレンチ
- ドリル
家のガレージでももちろん同じ使い方をしていますが、インパクトドライバーの効果を発揮するのが出先のサーキットやレースです。
サーキットやレースでは家やガレージではないので持っていける荷物は限られます。
そんな時に、1つのインパクトドライバーでインパクトレンチやドリルの代わりになれば荷物を減らすことができます。
軽くて使いやすいサイズのインパクトレンチで作業効率がアップ。
そして穴も開けることができるので、転倒したときの修復やポート加工、ダイレクトポートも開けることができます。
バイク整備の電動工具にマキタのインパクトを選んだ理由

では、なぜインパクトドライバーはマキタを選んだのか。
もっと安いインパクトがあるのになぜって疑問があると思います。
理由は工具の信頼性とマキタバッテリーはいろいろな電動工具に使えるからです。
ドリルはもちろん、切断、削り、草刈、ポンプ、最近ではクーラーボックスまで同じバッテリーで使えます。
ここまでラインナップが多いのは、多分マキタだけです。
マキタの電動工具が優秀すぎて、中華バッテリーまで大量に出ています。
そして、マキタの電動工具ではないけどマキタのバッテリーが使える電動工具まであります。
電動工具はマキタで揃えた方が、バッテリーも工具も困らないのでマキタをおすすめします。
並行マキタUSAインパクトドライバーXDT131スペックを紹介

普段使っているインパクトドライバーはマキタ XDT131 18Vのブラシレスインパクトドライバーです。
リンク貼っときながら値段が高いので価格を見るだけにしてください(汗)
これはアメリカで発売されているマキタの電動工具です。
アメリカのモデルのため日本では発売されていません。同じような型番はTD171が一番近いと思います。
特徴は締め付けの強さ。最大締め付けトルクは170Nmなので、バイクではほとんどのボルトを緩めることができます。逆に小さいねじを最大トルクで締め付けたら、ねじが切れるので注意が必要です。 トリガーレバーで調整してください。

ホイールも簡単に緩みます。
手元のライトはかなり便利です。
最近はライトが付いてるインパクトが多いですが、実際に使うと小さいけどかなり明るいので手元がはっきりするので作業がはかどります。

ちなみに、トリガーを少し引くと簡易的な照明として利用できます。
そして、回転数は0から3400回転の無段階変速です。レバーの握る量で回転数が変わります。これは普通のドリルと同じ。
手元の切り替えスイッチで正転、逆転、ロックができます。これも普通のインパクトドライバーと同じですね。

付属品のフックは邪魔になるだけなので付けたことがありません。
バッテリーは世界共通のバッテリー

電池残量ボタンが押しにくいので電池の残量が分かりにくい。なんとかならぬか・・・
充電機も世界共通です。

リチウムイオンになってからかなりバッテリーの持ちがいいので数えるくらいしか充電器使ったことがないです。
ニッカド電池の電動工具を使っていた時は毎回、サブバッテリーを充電しながら使っていたのに。
ケースはこの袋ですが、袋の中でばらけるので使いにくい。

日本製のようなハードケースがカッコいいし収納も便利だと思う。
このインパクトはブラシレスモーターになっています。
なので、カーボンブラシの交換が不要で火花も出ません。
余談ですが、岡山国際サーキットの決勝レース中のピット作業は電動工具が禁止されています。
理由は火事を防止するためですが、ブラシレスモーターなら火花は出ないので火事にはならないので使えると思いますが・・・どうなんでしょうか(笑)
一点注意したいのが、アメリカ製のビットと日本製のビットでは外径のサイズは同じですが、くぼみの位置が違います。

※マキタ取説より引用
日本製が14ミリに対して、アメリカ製が9mm。
アメリカ製のマキタに日本製のビットを取り付けても回転は出来まずが、固定は出来ないので注意が必要です。先端のチャック部品を交換することで日本仕様に変更できますが、分解が必要です。
チャックを交換するよりも、アメリカ製のソケットアダプターを買う方が簡単で作業も早いかもしれません。
並行品アメリカ製マキタインパクトドライバーの魅力

平行輸入品の魅力は価格が安いことです。
この本体と3Aのバッテリーセットで13000円ほどです。日本製はバッテリーなしの本体のみで15000円ほどなのでかなり安いです。
日本のアマゾンでも売っていますが、出来ればアメリカのアマゾンかebayで買ってほしいです。理由は、簡単に買えて送料分しか追加料金がないので安いからです。
個人輸入も今はネット翻訳がしっかりしているので簡単です。
ぜひチャレンジしてみてください。
ただし保証がないので不良品があった場合は、日本のマキタはサポートしてくれません。
不良品が当たる確率はかなり低いと思われます。
バイク整備のインパクトドライバー使用方法を紹介

インパクトドライバー
インパクトドライバーですが、アメリカ規格のビットは持っていないので、ソケットアダプターセットを付けて、さらにビットホルダーを付けてビットを取り付けています。
そもそも使用用途が壁にねじを取り付けたり、IKEAの家具の組み立てに使っているのであまりトルクが要らないのでこの使い方で十分です。
鉄板にタッピングビスを打ち込む場合、高トルクが必要なので、専用ビット使用しましょう。このままでは頭でっかちで重たいのでバランスが悪いです。
バイク整備インパクトレンチ
これはさっきのソケットアダプターを使って六角ソケットやヘキサゴンソケット取り付けます。自分の場合、インパクトドライバーはこの使い方が一番多いです。
ボルトの数が多い、エンジンのヘッドカバーやクラッチケースカバーはインパクトドライバーで緩めると時短できます。
車のホイールナットを使ってトルクテストしてみます。
繰り返しになるけどトルクが高すぎるので、締める時は軽く締めて本締めしないようにしてください。
ドリルなどの回転工具としても使えます。
必要なのはこのドリルチャック。これを使えばいろんな径のドリルをチャック出来るので様々な径の穴を開けることができます。
わざわざドリルを買わなくても代用できます。
ただし、分厚い金属など負荷が高い穴開けには向いていないので、専用のドリルを買ってください。
打撃が加わるとキレイな穴があけることができないし、ドリルが折れやすくなります。
あとは、このドリルチャックがあれば削ったり、磨いたりも出来ます。
バフもとりつけることができますし、金属を削ることができる超硬ビットも取り付け出来ます。
ひとつ注意があります。
このような使い方は、推奨されていません。
応急的な使い方として参考程度にお願いします。
タンクやフレームを磨く時には、専用のバフ機の方が効率がいいですし、ポート加工にはリューターを使った方が狭い範囲も削ることができます。
なので、回転工具で使用する場合は、工具がなかった時のとりあえず仕様でお願いします。
以上にマキタ電動工具の紹介でした。
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