バイク吸気カスタム!エアクリ、パワーフィルター、ファンネルの違いとは!?

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バイク

先日、ノーマルエアクリーナー、改造エアクリ、パワーフィルター、ファンネルの違いを教えてほしいという質問がありました。

パワーフィルターは吸気系の定番のチューニングですが、吸気効率の違いや実際に自分が使った実例と理由を解説していきます。

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【結論】エアクリ、パワーフィルター、ファンネルの違い

【結論】エアクリ、パワーフィルター、ファンネルの違い

それでは最初に結論から ノーマルエアークリーナー、改造エアクリ、パワーフィルター、ファンネルのそれぞれの吸気効率を順番に並べると次のようになります。

ノーマルエアクリ<改造エアクリ、パワーフィルター<ファンネル

改造エアクリとパワーフィルターの性能の違いは分かりません。

理由は、改造エアクリは改造の度合いで吸気効率は変わりますし、パワーフィルターはフィルターの厚さによって吸気効率が変わってくるので、部品によるっていうことになります。

例えば、改造エアクリに大きな穴を開けまくると吸気効率は確実に上がります。パワーフィルターも同じで荒いフィルターにすると吸気口率は上がりますね。

次にそれぞれフィルターのメリット、デメリットを簡単に紹介します。

ノーマルエアークリーナーのメリット・デメリット

メリット

  • 吸気に入ったゴミをキャッチする最強の集塵力。

デメリット

  • キャブセッティングの時にエアクリ取り外しが面倒

最強の集塵力と消音力がノーマルエアクリーナー。

ノーマルエアクリーナーはブローバイホースのホースなどいろいろ繋がっていて、クリーナーボックスの形状も複雑なので取り外しが大変です。

定期的にフィルター交換は必要だが、街乗りで乗るならエアークリーナーを取り外す機会も少ないのと思うのであまりデメリットにならないかも。

ノーマル改造エアークリーナーのメリット・デメリット

メリット

  • 消音性能、集塵能力をあまり下げずに吸気効率アップ

デメリット

  • 改造すると元に戻せない。取り外しが面倒

ノーマルの消音と集塵力を活かして、吸気効率を上げたのが改造エアクリ。純正のエアークリーナーに穴を開けたり、ダクトを加工するのが一般的。個人的にはジョグやGアク、V125などスクーターでよくやった。

加工度合いにもよるが穴を開けたり、拡大したりすると元に戻せないのと、吸気効率が上がった分、多少セッティングがいるのと集塵力も低下します。

パワーフィルターのメリット・デメリット

メリット

  • 取り込む空気の量を大幅に増やすことができ、ゴミも取り除くことができる
  • 汎用性が高くどんなバイクでも使え簡単に取り外しができる。

デメリット

  • キャブセッティングが必要

多分、吸気系のパーツで一番思いつくのがこのフィルターだと思う。

手軽に交換できて、純正エアクリが手元にない時はとりあえずパワーフィルターを使うと思います。吸気効率がかなり上がるのでキャブセッティングは必須です。

ファンネルのメリット・デメリット

メリット

  • 流速が速くなるため取り込む空気の量が最大になる

デメリット

  • フィルターがないのでゴミを吸ってしまう。

キャブにラッパの出口のような筒を付けることで吸気の流速を上げることができるレース用のパーツ。街乗りでも見るけど、エンジン内部に細かいゴミは入るので街乗りでもエンジンのオイルの交換頻度は上げた方がいいと思う。

エアクリ・ファンネル・パワーフィルターの吸気音について

エアクリ・ファンネル・パワーフィルターの吸気音について

今回、吸気音は省略しています。

理由は、吸気音にこだわりがないからです。

私が興味あるのは吸気効率が上がることによるバイクのパワーアップで、吸気音にはあまり興味がありません。

高校生の頃は吸気音しか興味がありませんでしたが。

ちなみに吸気音が大きい順に並べると次のようになります。

ノーマルエアクリ<改造エアクリ<パワーフィルター<ファンネル

効率とほとんど同じになりました。

吸気音が大きいほど高率もよいと考えてよいと思います。

ここまで説明だといやいやそんなことは分かっている。実際に使うにはどんなフィルターがおすすめなの?って疑問が飛んできそうなので、自分のバイクの使用事例を紹介していきます。

ノーマルエアクリの事例 NSR50 M仕様、250cc以上のバイク

ノーマルエアクリの事例 NSR50 M仕様、250cc以上のバイク
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ノーマルエアクリの使用事例はノーマルクラス(Mクラス)のNSR50です。

理由はMクラスのNSR50は、ファンネル仕様よりもサーキットでは速いからです。

ただし、自分でファンネル仕様とエアクリボックス仕様のN5で比べたことがないので、断言はできませんが、当時のノーマルクラスでは全員エアクリボックス装着でした。

もちろん、フィルターは抜いています。

10年以上前に関西のまるち杯では、エアクリボックス装着でしたが、関東ではファンネル仕様でした。

今思うと、セッティングをしっかりとすればどっちも同じなのでしょう。 ダイノジェットで比較したことがないのでデータはありませんが。

街乗りのリッターSSや250ccのバイクでもノーマルエアクリです。

理由は、エアクリを改造しなくても十分パワーが出て速いからです。

エアクリを変える理由はパワーを上げるため、250cc以上のバイクはエアクリを変えなくても十分にパワーが出ているので無理に変える必要がありません。

最近はインジェクションのバイクが増えて、季節ごとにキャブセッティングも要らないので、エアクリボックスを取り外す必要がありません。 250cc以上のバイクはそのままノーマルエアクリを使用しましょう。

ノーマル改造エアクリの事例 街乗り用アドレスV125

ノーマル改造エアクリの事例 街乗り用アドレスV125

アドレスV125でノーマル改造エアクリを使用しています。

理由は3つあります。

  • 吸気音は大きくしたくない
  • エンジンの寿命を延ばしたいのでゴミは取り除きたい。
  • 燃費を犠牲にしない範囲でパワーアップしたい

街乗り通勤車両なので燃費、性能、寿命をバランスよく両立したいのでノーマル改造エアクリになります。

アドレスV125のエアクリ改造はネットでよく出ている、ダクトを洗濯ホースに変えます。

アドレスV125のエアクリ改造はネットでよく出ている、ダクトを洗濯ホースに変えます。

気になる効果は気持ちレスポンスがよくなって最高速が速くなった気がする。

ほんと多少の効果でした。

なので街乗りでのエアクリ改造は燃費を犠牲しない程度に少しだけパワーアップするくらいの効果です。

ちなみに、自分の乗ってるアドレスV125(K7)はウェイトローラーをノーマルから12g軽くするだけ加速が強烈によくなり、通勤快速車両になるのでエアクリよりもウエイトローラーを軽くするのをお勧めします。

燃費は落ちたけど、30kmくらいは維持できました。

パワーフィルターの事例 旧車 KZ1000 モンキー

パワーフィルターの事例 旧車 KZ1000 モンキー

旧車のKZ1000とモンキーではパワーフィルターを使っています。

理由は、絶版車のノーマルエアクリーナーは高額なので手に入らないのと、直キャブやファンネルだとエンジンに細かいゴミが入ってダメージが多いからです。

買った時にノーマルエアクリがついていればそのまま使うのですが、買った時にすでにパワーフィルターがついていたので、わざわざエアクリを買ってまでつけません。

パワーフィルターのいいところは簡単に取り外しができて、純正エアークリーナーほどの性能はないですが、大きなゴミを取り除くことができることです。

ノーマルエアークリーナーは消音のため箱が大きく、ブローバイホースなど取り外すのがめんどくさいです。

キャブ車で季節毎にキャブセッティングが必要なバイクはパワーフィルターの使用がいいと思います。

キャブセッティングの度にエアークリーナーを取ったりつけたりするのはめんどくさいですから。

自分のKZは季節毎にキャブセッティングが必要なので、ホースバンドをドライバー一本で緩めて取り外しができるパワーフィルターは必要です。

パワーフィルターが有効なのは、旧車だけでなくカスタムしているバイク全般に言えますね。

エアークリーナーよりも見た目もすっきりしています。

ファンネルの事例 オープンクラス NSR50 mini(レーサー)

ファンネルの事例 オープンクラス NSR50 mini(レーサー)

レース車両はエンジンの寿命よりもパワーを追及します。だから吸気効率のいいファンネルを取り付けます。

先ほど紹介したNSR50のノーマルクラスを除いて、レギュレーションで決まってない限りほとんどファンネルを付けています。

ファンネルもいろいろの種類があって、

ショートタイプは高回転時に流速が効率よくなるため高速の伸びがよくなります。

ロングタイプは負圧が低い低回転の時に流速を上げてくれるので低回転のパワーが上がります。

他にはヨシムラから出ているショートとロングのいいところ取りをしたデュアルスタックファンネルなどあります。

いろいろなタイプがありますが、やっていることはどれも一緒でキャブレーターの周りの空気の流速を上げてキャブレーターへ送ります。

レース仕様であればコースによって、ロングやショートを使い分けて、街乗り仕様であれば基本はファンネル要らないと思うけど、必要な場合はロングファンネルで低速のトルクを補えばいいのではないでしょうか。

最後にまとめとして使用用途別、おすすめの吸気パーツを紹介します。

ノーマルエアクリ、改造エアクリ、パワフィル、ファンネル違いまとめ

ノーマルエアクリ、改造エアクリ、パワフィル、ファンネル違いまとめ

ノーマルエアークリーナー

レースのレギュレーションでノーマルエアクリをしてされている場合や、NSR50のノーマルクラスはノーマルエアクリを使用します。レースでノーマルエアクリはフィルターを取り除けたはずです。(詳細はレギュレーションを確認してください)

街乗りのリッターSSや250ccのバイクでもノーマルエアクリです。

フィルターを変えなくても街乗りでは十分パワーがあるから。

街乗りでバイクのパワーが物足りない人もいると思いますが、フィルターを変えてもパワーは上がりません。

改造エアークリーナー

125cc以下の通勤車両なら改造エアクリです。

改造範囲は内部のダクトを変更する程度で穴を開けたりはしません。

排気量の小さいバイクはもともとのパワーも小さいのでエアクリナーを改造することで馬力アップはわずかでも体感できるので、通勤車両なら改造エアクリを取り付けます。

パワーフィルター

旧車の場合や中古車で初めからパワーフィルターがついている場合は、パワーフィルターです。

理由はノーマルエアクリが手元にない場合はわざわざ買う必要がありません。

旧車の場合、季節毎にキャブセッティングが必要です。エアクリを取り外す必要がない分、キャブセッティングも簡単だからです。

レース仕様ならファンネル

ファンネルの長さによってエンジンの特性が変わってきます。

サーキット仕様ならコースに応じて選択。

街乗りなら中低の出力を上げたいのでミドルかロングサイズのファンネルを選ぶといいと思います。

街乗りでファンネルにする意味はあまりないかなぁと思います。

以上、エアクリーナの違いについて解説してみました。

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