【2ストと4スト】バイク、スクーターの違いと見分け方

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バイク

今回は2ストと4ストのエンジンの見分け方について解説しています。

今回紹介する見分け方ではバイクだけではなくて、発電機やスクーターについても2ストか4ストかを見分けることができます。

音の違いだけではなく、4ストと2ストの違いや確実に見分ける方法を紹介しています。

ぜひ最後までご覧ください。

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2スト、4ストの違いと見分け方 ①マフラー・チャンバーの形

2スト、4ストの違いと見分け方 ①マフラー・チャンバーの形

2ストの4ストの簡単な見分け方はマフラーの形を確認することです。

2ストのバイクはチャンバーという特徴的な排気管がついています。

チャンバーはマフラーの中間が膨らんで出口に向かうにつれて外径が小さくなる円錐形状になっています。

これは2ストの排気管には膨張室が必要だからです。

膨張室が必要な理由は、出力向上と排気ガス対策です。

2ストの場合、エンジンの構造上、未燃焼ガスが燃焼ガスと一緒に排気管に流れていきます。

エンジンの構造上、未燃焼ガスが燃焼ガスと一緒に排気管に流れていきます

このままではエンジン内に取り込んだ未燃焼ガスを無駄にしてしまいます。

そこで、チャンバーという排気管が登場します。

チャンバーは膨張室から急激に出口を絞ることで、圧力波が反射して再びシリンダーに戻ります。

この時未燃焼ガスも一緒にシリンダーないに戻るので、未燃焼ガスを再燃焼することができます。

未燃焼ガスを再燃焼することができます。

なので2ストはチャンバーという膨張室を持った排気管を持っているので、外観はすぐに見分けることができます。

4ストは排気ガスを完全燃焼できるため、2ストのような膨張室はなくストレートの排気管になっています。

2ストの集合管はない

2ストの集合管はない

また、2ストには集合管がないのも大きな特徴の1つです。

多気筒の4ストのマフラーは、シリンダー毎に1本づつありますが、最終的には1本にまとめて1本のサイレンサーに繋がります。

例えば、4気筒の場合、各気筒それぞれ4本のエキゾーストパイプで繋がっていますが、途中で2本や1本にまとまって、1本のサイレンサーへ接続されます。

このようなマフラーは集合管といいます。

集合管が主流な理由は軽量化です。

一方2ストには未燃焼ガスを再充填するために膨張室があります。

4ストのような集合マフラーにすると各シリンダーに未燃焼ガスを再充填できないため、2ストは気筒数の分だけチャンバーが存在します。

一部には集合チャンバーはあるみたいですが、性能は劣ります。

これまで、2ストと4ストのマフラー、チャンバーの見分け方と違いをお話しました。

 ノーマルのスクーターの場合、2ストであってもマフラーがチャンバー形状ではなく、4ストのようなマフラーで見分けがつかない事が多いです。

マフラーを見ただけで2ストか4ストか判断できない場合どうしたらいいのか?

2スト、4ストの違いと見分け方 ②エンジン

2スト、4ストの違いと見分け方 ②エンジン

マフラーで判断できない場合、エンジンの形状で確認します。

2ストエンジンの特徴をお話します。

まず、点火プラグはシリンダーヘッドに、マフラーはシリンダーに取り付けされています。

そして、点火プラグは、一部の車種や、草刈り機などを除いて、シリンダーヘッドに対してほぼ真っ直ぐ、垂直に刺さっています。

4ストはタペットカバーやカムシャフトの干渉を防ぐため、シリンダーヘッドに対してななめに取り付いていることが多いです。

4ストエンジン

また、2ストのシリンダーヘッドのサイズは、シリンダーと同じか小さい場合が多いです。

まとめると2ストのエンジンの特徴は、点火プラグがシリンダーヘッドの真上に刺さっていて、シリンダーからマフラーが出ています。

一方、4ストはシリンダーヘッドからインテークマニホールドやエキゾーストパイプが繋がっています。

4ストは、シリンダーヘッドの中でバルブの開閉を行っているので、シリンダーヘッドのサイズが大きくなっています。

シリンダーに対して、シリンダーヘッドのサイズが大きいのも4ストの特徴です。

また、4ストはシリンダーヘッドに、カバーが付いています。

これはバルブとロッカーアームのクリアランスを簡単に調整するために、設けられたカバーで、4ストにしかありません。

以上が、2ストと4ストのエンジンの見分け方ですが、これまではチャンバーやエンジンなど直接確認できる時に使える見分け方を説明しました。

原付スクーターのようなエンジンが見えなくて、マフラー形状では判断できない場合はどうしたらいいのか?

2スト、4ストの違いと見分け方 ③その他

2スト、4ストの違いと見分け方 ③その他

原付スクーターや発電機など、外観で4ストか2ストか判断できない場合は、メーターを確認します。

2ストの場合はメーターにOILチェックランプがついています。

メーター

これは2ストオイルの残量を警告するランプで、エンジンオイルの補給が必要な2ストにしかありません。

4ストにもチェックランプはあります。

しかし、4ストのチェックランプは多くの場合、エンジンの警告灯です。

一部の車種ではエンジンオイルの油圧を監視していて、油圧が下がるとオイル警告灯が点灯する場合もあります。

4ストの原付スクーターはオイル警告灯はなく、エンジンやFiの警告灯です。

なので、油圧センサーが反応してもオイルチェックランプはつきません。

オイル警告灯は2ストにしかないと思います。

発電機

また、発電機のようなメーターがない場合、ガソリンの給油口のキャップ付近を確認します。

2ストの場合は、混合比の記載があるはずです。

混合比の記載

混合比の記載がある場合は2ストです。

2ストの発電機ではオイルタンクはなく混合燃料を仕様するため混合比の記載があります。

一方、4ストにはエンジンオイル交換用のドレンと挿入口があります。

最後に感覚的な判断になりますが、2ストと4ストの見分け方に音と白煙があります。

2ストの排気音は独特で4ストと比較すると高音です。

草刈り機のエンジン音は2ストが多いので草刈り機のような排気音は2ストです。

また、エンジンオイルと一緒に混合気が燃焼するので排気ガスにオイルが混じりマフラーから白煙が上がります。

これらは一般的な2ストの特徴ですが、当てはまらない場合もあります。

特に音と白煙は個体差が大きく2ストでも4ストのような太い音がなっていたり、4ストでもエンジンが調子悪くてマフラーから白煙が出ている場合もあります。

なので、2ストか4ストを見分けるためにはエンジンか排気管で判断することが確実な方法だと思います。

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