原付2種が維持費、燃費など移動手段として最強な理由をポイント加算して表にまとめて解説してみました。
原付は普通自動車の免許で乗ることができるのに、なぜ原付2種がおすすめなのか?
そして、自動二輪の免許があれば400ccまでのバイクに乗ることができるのになぜ原付2種を推奨しているのか?
この記事を見ることで原付2種に乗りたくなると思います。
原付2種がコスパ最強な理由1 税金が安い
まずは毎年払い続ける税金、自動車税です。
毎年4月に請求があり、振込用紙が5月ごろに届きます。
自動車税は乗っても乗らなくても、ナンバープレートが付いている限り絶対に払わなければならない費用です。
原付とバイク、車の税金は次の通りです。
原付 | 原付2種 | バイク(~250cc) | バイク(250cc~) | 軽自動車 | |
自動車税 | 2,000円 | 2,400円 | 3,600円 | 6,000円 | 10,800円 |
原付1種と2種の間で自動車税の差は400円で少ないですが、原付2種と排気量250ccまでのバイクでは1200円。250cc以上のバイクでは3,600円も差があります。
同じバイクですが、税金では原付1種と原付2種であまり差はなく、250ccのバイクになると金額の差が1200円、3600円と大きくなります。
ちなみに、2016年までは原付の自動車税は1,000円でしたが、値上がりで2倍の2,000円になりました。
税金は原付か原付2種が安いので有利です。+1ポイント
原付2種がコスパ最強な理由2 任意保険が安い
次に維持費で大きな比率を占めるのが任意保険です。
原付と原付2種の場合、任意保険にファミリーバイク特約が付帯できるので、保険代が割安になります。
また、普通のバイク保険と比較しても原付と原付2種の金額は半額以下なので割安です。
バイクの任意保険なので加入義務はありませんが、自賠責保険で保証がカバーできない分を補うための保険です。
自分みたいな庶民は、万が一の事故の時に相手の損害を保証できないので加入しています。多分、庶民の皆さんのほとんどは加入していると思います。
任意保険が安いのも原付2種の魅力です。
原付と原付2種の場合、任意保険の選択肢が2つあります。
原付、原付2種では通常の保険も加入できますし、ファミリーバイク特約が加入できます。
詳細は割愛しますが、ファミリーバイク特約とは自動車保険に付帯できる保険で、加入者名義の原付であれば無制限に任意保険を賄える保険です。
例えば、通勤用のスクーター、たまに乗るNSR50とスクーターの3台あっても保険料はバイク保険1台分と変わりません。
バイクをたくさん持っている人ほど維持費がどんどん安くなっていくので、ファミリーバイク特約は最強です。
ただし、条件があって自動車保険の付帯できる保険なのでファミリーバイク特約だけ入ることはできません。
しかし、ファミリーバイク特約は所有者の本人はもちろんですが、子どもまでカバーできるので原付をたくさん所有しがちな10代〜20代の方は親にファミリーバイク特約を契約してもらいましょう。
保険料が安いので、原付か原付2種が有利です。+1ポイント
原付2種がコスパ最強な理由3 最強の機動力
原付2種がコスパ最強な理由の3つ目は、最強の機動力です。
最強の機動力である理由も3つあります。
- 制限速度は自動車と同じ、2段階右折の必要なし
- 駐車スペースが豊富にある
- 燃費がいい
それぞれ簡単に説明します。
原付2種の制限速度は自動車と同じ、2段階右折の必要なし
原付は30kmの制限速度がありますが、原付2種からは制限速度が自動車と同じになります。また、2段階右折も必要ありません。
自動車と同じ制限速度なので、自動車の流れに乗ることができて無理な追い越しで怖い思いをすることも少なくなります。
スピード違反の取締されにくくなります。
原付に乗っていた時、スピード違反で捕まった事が複数回ありましたが、原付2種になってから一度もありません。
原付はターゲットになりやすいので、仕方ないですね。
原付の制限速度が30kmの理由が未だに分かりません。
原付2種は原付と違い普通自動車で乗れないので、免許が必要ですが、免許費用と時間をかけてもメリットが多いと思います。
制限速度が自動車と同じなので原付2種+1ポイント
原付と原付2種は駐輪場に困らない
車種にもよりますが、原付2種の車体の大きさは原付よりも少し大きい程度なので、駐車スペースの確保は車や中型バイクと比較すると簡単です。
例えば、大都市に行った場合、車の駐車スペースを探すのも困難です。
しかし、原付と原付2種であれば原付専用の駐輪スペースがあったり、無料で使える駐輪場もあります。
また、自宅の駐車スペースも、原付や原付2種なら駐車スペースを確保しやすいですし、駐輪場でもバイクと比べると置きやすいですね。
原付、原付2種は駐輪スペースが豊富 +1ポイント
原付2種は燃費がいい
原付や原付2種は、車やバイクと比較すると燃費がいいです。車種にもよりますが、アドレスV125なら季節を問わず30km/Lで安定しています。
一方、車やバイクは15km/L 〜 20km/Lではないでしょうか?
燃費がいいので、消費燃料が少なくなり経済的に有利ですが、デメリットもあります。
デメリットは、燃料タンクの量が少ないので給油後の航続距離は少なくなります。
30km/L走ってもタンクの容量は5Lから7L程度です。
満タンで200km程度しか走れません。
毎月の走行距離が多い人はガソリンスタンドで頻繁に給油することになるので、ガソリンスタンドに行くまでのガソリン代や時間を失います。小さなことかもしれません。
あと車種によっては、燃費が悪くタンクも小さい場合もあります。
原付と原付2種ともに燃費がいいですが、同じ速度であれば原付2種の方が低い回転数になるので燃費が良くなります。
燃費がいい 原付2種 +1ポイント
原付2種のデメリットは高速道路、自動車専用道路を通れないこと
原付2種は、維持費が安くて、制限速度も自動車と同じでコスパは最強ですが、1つデメリットがあります。
それは、自動車専用道路を通れないこと。
高速道路だけでなく、一部のバイパスも通れません。高速道路は信号がなく制限速度も速いので、目的地までの到着時間が大幅に減りますが残念ながら原付2種は、通行禁止な道路が多いです。
しかし、バイパスなど高速道路は長距離移動の時に使う機会が多いので、日常の移動手段であればあまり気にならないはずです。
日常の移動手段ならやっぱり原付2種が最強だと思います。
高速道路が通行できる バイク 軽自動車 1ポイント
コスパ最強!バイクは原付よりも原付2種がおすすめのまとめ
これまでの集計した結果がこちらです。
原付2種が5ポイントを獲得し、コスパ最強の移動手段になりました。
原付 | 原付2種 | バイク | 軽自動車 | |
自動車税 | 1 | 1 | ||
任意保険 | 1 | 1 | ||
制限速度 | 1 | 1 | 1 | |
駐車スペース | 1 | 1 | ||
燃費 | 1 | |||
高速道路 | 1 | 1 | ||
合計 | 3 | 5 | 2 | 2 |
原付2種がコスパ最強な理由は次の3つです。
- 税金が安い
- 任意保険が安い
- 最強の機動力を持っている
原付2種の税金は年間2400円です。
原付は2000円。250cc以上のバイクは6000円。
原付との差額400円で、制限速度30km規制と2段階右折がなくなるので、原付よりもメリットが大きいと思います。
原付2種はファミリーバイク特約が付帯できるのも大きな特徴です。
ファミリーバイク特約は保険加入者の名義であれば台数に制限はありません。
例えば、加入者の所有する原付が1台、原付2種が3台あっても、特約に入っていればすべてカバーできます。
しかも、特約の費用は1万円ほど。台数をたくさんもっている方は間違いなくファミリーバイク特約がお得。
最強の機動力は、制限速度が自動車と同じで、駐車スペースが豊富にあることです。そして、燃費もいいことです。
毎日使うから手軽に乗れて、都会に行っても駐車スペースが豊富にある。
さらに、使い倒しても燃費がいいので気軽に使える。
やっぱり、原付2種はバイクや原付と比較してもコスパ最強な乗り物です。
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