カワサキ・Z1・KZ バイクのブレーキオーバーホールを解説!マスターシリンダー編

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マスターシリンダーアイキャッチ復活KZ

個人売買で購入したKZ1000LTDですが、自宅の周り少し試乗しただけで、なぜかフロントブレーキ引きずりが発生しました。

急にバイクが重たくなったのでびっくりしました。

タッチもそんなに悪くなかったのですが、確認でマスターシリンダーのキャップを開けると・・・・

サビでブレーキフルードが茶色に変色していました(笑)

やむを得ずブレーキをフルオーバーホールしたので内容を解説していきます。

この記事の内容です。

・KZ1000の純正マスターシリンダーのオーバーホールを解説しています。

・使えるものはとことん再利用!貧乏オーバーホールです。

・状態はサビだらけで終わっていました。

ブレーキは重要部品のため分解・組立は自己責任でお願いします。

当然ですが、何かあっても責任は一切取れません。

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Z1 Z2 KZ1000バイク マスターシリンダーの分解

まずは何も考えずにマスターシリンダーを分解します。

赤丸のボルトを外していきます。 参考に順番は

  1. 手前のブレーキレバーを取り外します。
  2. ゴムカバーを取り外して、ブレーキホースのバンジョーボルトを取り外します。
  3. 最後にハンドルのクランプを外します。

これでブレーキマスターシリンダーの取り外しが出来たはずです。

特に難しくはないですが、ブレーキホースのバンジョーボルトを緩めたらエアーが混入します。混入するとエアー抜きが必要になります!

バンジョーボルトを緩めるとフルードが出てきます。

ブレーキフルードは塗装を痛めるので、バイクに付着したらすぐにふき取りましょう。

ブレーキフルードは親水性なので水に溶けます!すぐに水で流してください。

意外としらない豆知識。

次にプラスねじ4本緩めて蓋を外します。

プラスねじは固着している非常にやっかいです。

力の配分は押し7割、回し3割です。

回し7割でやっちゃうと高確率でねじがなめてしまうので注意が必要です。

外れました。

ネジ 頭が潰れた時の対処法

ねじがサビて、フルードとカップ内があり得ない色になっています(涙)

もちろん、ねじの頭もサビついて朽ち果てているので、ドライバーが回せません・・・ こんな時は、ネジザウルスです。

ねじの頭を挟んで回します。ねじの頭がバカになったボルトはだいたいネジザウルスで解決できます。

ただし、ネジザウルスも消耗品です。使い続けるとグリップが落ちて、ただのペンチになります。

高いけど消耗品と割り切りましょう。

ピストンを分解していきます。

マスターシリンダーのピストンはレバーで押して、スプリングの力で自動的に戻るようにできています。

ブレンボだろうが原付のブレーキも同じ構造です。

そして、スプリングのストッパーを取り外してピストンを取り出します。

よくあるのは、Eリングやサークリップで止まっていますが、カワサキのKZのブレーキマスターシリンダーは樹脂製の筒で止まっていました。 画像の白い部分です。

ストッパーを外すには、窓から内側に向けてマイナスドライバーで押して引き抜きます。 特殊工具も要らないので簡単ですね。

分解後。

こんな状態です。サビの影響でドロドロです。 これをキレイに掃除して組んで行きます。

Z1・Z2・ KZ1000バイクのマスターシリンダーを塗装

まずはドロドロのマスターシリンダーを洗浄します。

あんまにもひどすぎるのでワイヤーブラシとピカールを使用しました。

ワイヤーブラシはシリンダー本体の中と外を。塗装の足付けも含めてしっかりと磨きました。

マスターシリンダーのプラスチックカップはパーツクリーナーではサビが取れなかったので必殺ピカールで磨き落としましたw

ピカール、金属以外に樹脂もキレイになるのでおすすめです!

マスキングします。マスキング箇所は、バンジョーボルトの部分とカップのところです。 マスキングテープでしっかりとマスキングします。

塗装していきます。

スプレーはウォルマートで売っている缶スプレーです。

1週間かけて、毎日すこしずつ薄く何度も塗りました。

キレイに仕上げたいなら、薄く、完全に乾いてから何度も重ね塗りがおすすめです。
急いでやろうとすると高確率で失敗します。

スプレー塗装のポイントは・・・

・湿度が高い日にやらない。塗装したとことが真っ白になります。

・垂れる直前が一番キレイ。これが一番むずかしい。練習あるのみです。

・しっかりと乾かす。

Z1・Z2・KZ1000バイクのマスターシリンダー 組み立て

シリンダーが完全に乾いたら組んで行きます。

組立は基本的に、分解の逆手順です。
分解が出来たら組立もスムーズにいくと思います。

点検の結果、すべて使えると判断して新品部品は買っていません。

シールがやぶれていたり、硬化している場合は交換してください。

ピストンのシールにシリコングリースをしっかりと塗ります。

ブレーキ関係を整備するならシリコングリースは必須です!

普通のグリースは、シールを痛める可能性があります。

スプリングを組んでマスターシリンダーに入れます。
写真のように樹脂製のストッパーも組みます。

マスタシリンダーストッパー

そのまま押し込みます。

ストッパー

しっかりと入っていればストッパーがシリンダーの窓に固定されているはずです。

カップも組んでいきます。

今度はさびないようにステンレスにしました。

ハンドルに取り付けて、レバーを付けたら完成です。
レバーを組む時にはボルトにグリスを塗りましょう。

オーバーホールは完成です。

ブレーキフルード補充するために蓋はまだ、取りつけていません。

次回はキャリパーのオーバーホールとエア抜きについて解説します。

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