こんにちは。たくあん!です。
個人売買が盛んに行われているアメリカですが、ガレージセールの個人売買の他にインターネットによる個人売買も盛んに行なわれています。
Craigslist(クレグリスト)は、有名なサイトで自動車や不動産、仕事などいろいろなものが出品されています。誰でも気軽に利用出来て手数料も掛かりません。
そんなクレグリストも欲しい物を検索するのですが、新しい出品があまり更新されていません。
現地の方に聞くと「Facebook Marketplace」(フェイスブック マーケットプレイス)がいいよ!と教えてもらいました。
最近はクレグリストよりもFacebook Marketplaceの方がやっている人が多いらしいのです。
実際に使ってみて、お気に入りに登録した商品も数時間で売り切れになるので、彼の言う通りクレグリストよりもFacebook Marketplaceの方が盛んに取引が行われている印象です。
アメリカ赴任が決まった方は、自動車、賃貸の家もマーケットプレイスで探せるので、これを使って事前に調べておくと候補を決めたり、物件の相場が分かりますし、渡米後もスムーズに車や家が探すことができると思います。
2020年5月現在、日本では正式にはリリースされていませんが、実は使えます!
こちらもまとめています。
この記事を読むことで
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が分かります。それでは解説します。
Facebook マーケットプレイスとは?
フェイスブック マーケットプレイスとはFacebookが提供する個人売買を行うことが出来るサービスです。誰でも気軽に売買出来て、利用するにあたって登録やダウンロードが必要なく簡単です。
取り扱い商品も、服、テレビ、不動産とあらゆるものが、個人、企業関係なく売買できるようで、クレグリストと同じようなサービスですね。
詐欺や嫌がらせ行為などトラブル対応もFacebookに報告出来るようです。どこまでフォローしてくれるのか分かりませんが・・・
対象年齢は18歳以上です。
現在は、一部の地域のみ対応で日本は対応しておらず・・・
近隣の国では台湾は利用可能ですが、韓国、中国は利用できないようです。この違いは何でしょう。
Facebook マーケットプレイスの初期設定について
日本でフェイスブックを使用していた方は、マーケットプレイスは使用できません。フェイスブックのアプリのメニューにマーケットプレスのアイコンが存在しないはずです。
マーケットプレイスを呼び出す方法は、メインメニュー上の虫眼鏡マークをタップして、「Marketplace」と検索すれば簡単に出てきます。

マーケットプレスのトップメニューです。
一度、「Join Group」をタップしてください。
もし、マーケットプレイスのホーム画面に移動できた場合は使用出来ます!

この画面(Marketpalceにアクセスできません。)が表示された方。
残念ながら現在は使用出来ません。
Facebookの設定を少し変更すると使用できるので、手順を説明します。
今回の説明はiPhoneですが、アンドロイドでも同様に設定可能です。

Facebookのアプリを立ち上げて設定「三」をタップ
アプリの設定をクリック
(この画面ではApp Language)

iPhoneのFacebookAPPの設定画面にジャンプするので、優先する言語を日本語から英語に変更します。
これで設定は出来ました。これだけです。
簡単ですね。5分もあればもとに戻せます。
マーケットプレイスが表示されていない方は、先ほどの「Join Group」をタップしてください。 エラーがなくなり、マーケットプレイスに参加できるようなったはずです!

①Marketpalceのアイコンです。最初はありませんが、使用出来るようになると現れます。
ここで地域を設定します。②の現在地マークをタップしてお住いの地域に設定してください。
③の虫眼鏡マークでご希望の商品を探します。検索方法はGoogleと一緒ですね。様々なキーワードで検索すると希望の商品が発見できる確率も上がります。
人のアイコンをタップするとマイメニューに移動します。ここでは出品中の商品管理や、メルカリやヤフオクのようのようにお気に入りに登録することも出来ます。
Facebook マーケットプレイスで売り買いできるもの
現在、マーケットプレイスには下記のカテゴリがあります。
- Antiques&Collectibles 骨董品、コレクションアイテム
- Appliances 家電
- Auto Parts 自動車部品
- Baby ベビー用品
- Books、Movie、Music 本、映画、音楽
- Apparel 服
- Furniture 家具
- Garege Sale ガレージセール情報
- Health & Beauty 健康と美容
- Home 生活用品(ベッドや照明など)
- Home Improvement & Tools 工具類
- Housing for Sale 不動産(戸建て、土地)
- Jewerly & Watches 宝石、時計
- Job 求人情報
- Luggage & Bags スーツケース、カバン
- Men 男性用のアクセサリー、服、靴など
- Miscellaneous その他
- Musical Instruments 楽器
- Patio & Garden 園芸、ガーデニング用品
- Rentals 賃貸物件
- Sporting Goods スポーツ用品
- Toys & Games おもちゃ、ゲーム
- Vehicles 乗り物
- Women 女性用のアクセサリー、服、靴など
- Event Tickets チケット
合計25種類のカテゴリがあり、小物から、車、船、家までなんでも取り扱っています。
気になるカテゴリがあれば、一度調べてみてください。いろいろな物が売ってるので見るだけでも楽しめます。
特に求人情報などは、人件費の高さにびっくりすると思います。アメリカでも田舎の地方在住ですが、東京よりも時給高いと思います。
また、不動産なんかも見ていて飽きません(笑)
実際に購入してみた
これまでマーケットプレイスでバイク1台と工具を購入しました。どれも、相場よりも安くお買い得でした。
マーケットプレイスで購入した駐在員が購入までの流れを説明します。
目当ての物を検索

まずは欲しい物を検索ですね。iPhoneを検索してみます。
虫眼鏡マークをタップして「iPhone」と入力します。
リストが出てくるので、気になる商品をタップします。

商品の詳細ページに飛びます。
商品の写真はスワイプにより他の写真を見ることが出来ます。
商品名、値段、掲載されてどれくらい経過しているか表示されています。

ここで商品の説明とどこから出品しているのか確認します。
セラーの情報も確認出来るので、実績があるかどうかと怪しくない人かどうか確認しましょう。
実績は評価で確認出来ますが、怪しいかどうかは分かりませんね(笑)取引歴があって、昔からFacebookに参加していれば大丈夫かと思います。
欲しいと思ったら、「Send seller a message」でメッセージを送りましょう。
テンプレートの「Is this available?」だけでなく、気に入っているなど言葉を追加します。日本と同じでテンプレートのメッセージだけ最初に送るのはあまり好まれないようです。
上の商品説明もそうですが、あまり詳しく説明書きがない場合が多いので気になることは必ず質問します。
手渡しする場所と時間を決めます。
注意したいのは、トラブルを避けるためにも取引するときは必ずスーパーなど人が集まる場所にしましょう。 また、事前に支払い方法を確認します。車など大金であっても現金での取引を要求される場合がほとんどです。
取引をする。
待ち合わせ場所が決まれば、現金を用意していきます。大金の場合、現金は身に着けず別のところに隠しておいた方が無難です。(車の車内など)
状態を確認して気にいれば購入ですが、かならず値引き交渉します。
無茶な額を要求しなければ、相手もいくらか値引きしてくれますし、値引きを見込んで値段を決めている場合も多いので交渉する価値はあります。
交渉成立すれば取引終了です。
これまで、すべて手渡しで取引しています。
引き取り出来る範囲でしか探していないからなのですが、メルカリなどのフリマアプリのように、決済がないので郵送は難しいのかもしれません。(可能かもしれませんが、商品をしっかりと発送してくれないかもしれません)
Facebook マーケットプレイスを日本で検索してみた
現在地マークをタップするとZIPコード(郵便番号)の他にも地名が入力できます。 地名に日本の都市名を入力すると・・・

出ました(笑)
日本なのに円ではなく、ドルで出品されています。
iPhoneも激安で出品されています。ただし、出品者はすべて外国人でした(笑)
中には家電がすべてFREE「タダ」もあったので、おそらく帰国予定の方でしょうか。
日本ってなかなか英語が通じるところは少ないです。家具とか家電を購入したり、売却したりするもの外国人の場合、一苦労だと思います。
このマーケットプレイスは、外国人同士のコミュニティになっているかもしれませんね。
まとめ
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アメリカではメジャーな個人売買のツールFacebookマーケットプレイスの解説しました。
本当にいろいろなものが出品されてて見るだけでも楽しいので、日本から見ても楽しめると思います。
アメリカ駐在員の方は、欲しいものがあった場合に個人売買で探すと安く買えたり、掘り出しものに出会えるかもしれません。
個人売買はハードルが高いと思われがちですが、一度体験すると意外に簡単です。
出来るだけトラブルに巻き込まれないようにするために、一人で行かず、出来れば家族や友人など2人で以上で同行すると安心です。
それでは!
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