こんにちは。たくあん!です。
私は釣りが趣味で、野池のバス釣りから海でのボートフィッシングまでいろいろな釣りにチャレンジしてきました。
釣り歴は25年ほどです。
そんなどこでも竿を出す私が一番の驚いたのが、アメリカでは釣りをするのにライセンスがいることです。
野池のゲームフィッシングでお金いるの??
食べられない魚(ブラックバス)釣るのに??
日本では考えられないですが、アメリカで釣りするにはライセンスが必ず必要です。
ライセンスといっても日本の遊漁券みたいなもので、お金さえ払えば手に入れることが出来ます。
この記事では
・アメリカのライセンス制度を解説
・ライセンスの種類と料金、取得方法を紹介
・アメリカでの魚釣りポイントを紹介
魚釣りポイントとは中西部の州とテキサス州の釣りができる具体的なポイントを紹介します。
ちなみに、中西部は「ミシガン」「イリノイ」「インディアナ」「オハイオ」「ケンタッキー」についてです。
アメリカの釣りのライセンス制度を解説
アメリカでは、19世紀まで魚釣りのライセンスは必要なかったそうです。
このころは、資源気にすることなく、バス、トラウト、ウォールアイを大量に捕獲していたそうです。20世紀初めには、アメリカの人口が30年以内に5000万人から9200万人とほぼ倍になり、趣味で釣りあげた魚の量が、漁師の漁獲量を超えたそうです。そして、資源保護を目的としてライセンス制度が始まったようです。
アメリカでは釣った魚を持ち帰れる数を制限しているため、資源保護の効果があり現在に至ります。そして、集めた料金は釣り場の維持管理や個体数を安定させるプログラムに使用されるようです。
ライセンスといっても、日本の遊漁券と同じでお金を出せば買えます。
釣りのライセンスの種類について
ライセンスは、海に面している州では淡水(Fresh Water)と海水(Solt Water)それぞれ分かれています。両方とも申し込むことも可能です。
内陸の州では、淡水のみですが州によってはトラウトを釣るときには追加で許可書が必要です。
ライセンスは州によって違いはありますが、短期は1日券や3日券。長期では1年から終身まであります(笑)
終身は数百ドルですが、絶対に利用しないのでお得かどうかは考えていません(笑)
また、州の居住者か非居住者でも金額が変わります。当然、非居住者は料金が高くなります。しかし、非居住者でも一日券の料金は変わらないところが多いです。旅行で釣りする場合は一日券ですね。
子ども(州によると思いますが16歳以下)はライセンスの必要がありません。逆にシニア割もあります(笑)
詳しくは、州のHPで確認してください。
アメリカの釣りのライセンス料金
下記の表に料金の一覧表をまとめました。
単位:$
いずれの州も1日券は相当割高なので、旅行や友達から竿をレンタルしてお試しで釣りとかではない限り、1年券を買うのがベストですね。
注意していただきたいのは、1年券はライセンスの開始日と終了日が決まっています。
どういうことか?
ライセンスの有効期限は、例えば2020年4月1日から2021年3月31日までと決まっています。 6月の購入や12月の購入であっても有効期限は変わらないので注意が必要です。
釣った魚の持ち帰り制限
日本人は野池の魚を持って帰る人はいないと思いますが、念のため・・・
アメリカでは釣った魚を持ち帰る場合は、サイズと数が明確に決められています。
小さい魚はリリースです。
きちんと守るようにしましょう。 いずれは、トラウトにチャレンジする予定です。
釣れたら報告します。
釣りのライセンスの購入方法
ライセンスの購入方法では、各州ともにインターネットによるオンライン決済か、店頭で申し込みが可能です。
オンライン決済
オンライン決済の場合、ウェブで個人情報を記入し決済方法を選択して申し込みします。
決済は、クレジットカード、デビットカードが利用可能です。
決済完了後、ライセンスが発行されるのでプリントアウトして携帯します。
申し込み後、ライセンスをプリントアウトしなければならないので、プリンターがない家庭は出来ません。
私も出来なかったので、店頭で申し込みしました。
店頭で購入
受付可能なお店は、スポーツ用品店(釣り道具を扱っている)、アウトドア用品店、ウォルマートなどで購入可能です。
私はどこにでもあるウォルマートで申し込みしました♪
アウトドア用品専門カウンター(ナイフなど扱ってるカウンター)で、書類を記入して、簡単な質問(身長、体重、目の色など)に答えるとオッケーです。
身長と体重の単位はフィートとポンドですが、分からなかったのでメートルとキログラムで答えたら、店員さんが単位換算してくれました。
あとは身分証明書を提出すればオッケーです。
身分証は
・ID(運転免許所)
・パスポート
・SSN(ソーシャルセキュリティー)
のいずれかを担当者に見せれば発行してもらえます。
ウォルマートで申し込みするともれなくカードホルダーがついてきました(笑)
アメリカの魚釣りのポイント
いざ、釣りに行こうとしても何の情報もない。どこで釣りが出来るか分からない!という方も多いと思います。
野池や湖はたくさんあるのですが、私有地の可能性もありますし、異国の地でトラブルに巻き込まれたくないですよね。
しかし、アメリカでは釣りポイントが公式に公開されています。しかも、どんな魚を釣ることが出来るか、ボートを下ろすことができるかなど詳しく記載されている州もあります。 この写真は、インディアナ州の釣りマップです。
どうですか?
ポイントが地図上で見ることができて、どんな魚種が釣れるのかもしっかりと分かります。
雨で釣りに行けない日は、このマップを眺めながら自宅周辺の野池で作戦を立てることも可能です。
ライセンスのお金はこういうことにも使われているのでしょうね!
各州の釣りポイントマップのリンクを貼り付けておきます。 参考にしてください。
独断と偏見で、日本人駐在員が多そうな州を選びました(笑)
他の州については要望があれば追記します。
まとめ
・ライセンスの期間は1年間がコスパよし。
・申し込みは、オンライン決済か店頭で。プリンターがない人は店頭で!ど こにでもあるウォルマートが便利です。
・釣りのポイントマップが公開されているので事前に調べて作戦を立てま しょう。
以上がライセンス取得手順と釣りポイントマップの詳細でした。
日本だと信じられないですが、海外では釣りにライセンスが必要なのは一般的なようです。
日本では、釣り人のマナー違反の多さから、立ち入り禁止にしている所も多いです。
アメリカのようにライセンス制度にして集めたお金で釣り場の整備をすれば、このような問題にならないかもしれませんね。
それでは!
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