バイクサスペンションのセッティングは本当に必要か?調整事例を紹介

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バイク

今回はサスペンションの調整方法について調整が必要な理由と調整した実例を簡単に紹介します。

サーキットの調整内容だと人の好みやコース、バイクによって変わってくるので、バイク乗りが誰でも理解できるように一般道、なおかつ街乗りバイクで説明しています。

そして、難しい説明は出来るだけ省略しています。

サスペンションを調整したらバイクがどうなるのかをできるだけ分かりやすく解説しています。

ちなみに、自分はサスペンションについてはあまりこだわりがなくて、人のバイクでも違和感なく乗れてしまいます。

どちらかというとサスペンションを理解できていない人なので、サスペンションが分かっていない人間でもここだけは我慢できずに調整したとこです。

参考になればうれしいです。

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サスペンションを調整、セッティングする理由

サスペンションを調整、セッティングする理由

なぜサスペンションを調整するのか?

理由は調整した方が快適に乗れるからです。

では、サスペンションの調整が必要な時ってどんな時でしょうか?

自分の場合は、サーキットで気持ちよく曲がれない時とか、サスペンションのスプリングが柔らかすぎてバンプラバーと接触し、乗り心地が悪い時に調整が必要と思います。

なので、サスペンションを調整する時にはかならず理由があります。

今の状態でサスペンションに不満がないなら調整する必要はないです。

たまに街中で少し乗ってサスペンションのセッティングしたって方いますが、そのサスペンションのセッティングは何の調整したのか疑問です。

なぜなら変えた理由とどこを変えたのかはっきりと説明できないなら調整しなくてもいいのでは?と思います。

なので、サスペンションを調整するということは、調整する理由があります。

繰り替えしになりますが、今乗っているバイクに不満がない場合はサスペンションを調整やセッティングする必要がないです。

じゃあ、おまえはどんな時にどんな調整したのか?実例をかんたんに紹介していきます。

冒頭でお伝えした通り、サーキットの場合は、ライダーの好みやサーキットによって違ってくるので、今回は一般道を走る街乗りバイクでのサスペンションの調整方法を紹介します。

リアサスペンションのプリロード調整(イニシャル調整)

リアサスペンションのプリロード調整(イニシャル調整)

初めにサスペンションの調整の事例はリアサスペンションのプリロード調整です。

昭和の人間の自分はプリロード調整のことをイニシャル調整って言いますが、なんでなんでしょうか。。。まぁそれは置いといて

プリロードとは簡単に言うとスプリングを縮めたり、伸ばしたりしてバイクの車高を決めるものです。

こんなことを言うと、リアサスペンションのイニシャルを締めこんでいくとサスペンションは固くなるよって反論が必ずでます。

しかし、イニシャルを締めてもバネレートは変わらないのでばねは硬くはなりません。

ここは重要です。イニシャルを掛けてもばねは固くなりません。

固くなったと感じるのは、イニシャルを締めることでばねが縮み、ばねの反発が大きくなるので硬く感じるのです。

例えば、バネレート20kg・mmのスプリングの場合、体重50kgの太郎くんが乗ると、スプリングは2.5mm縮みます。

50kg ÷ 20kg・mm = 2.5mm ですね。

一方、プリロードを1mm締めた場合、スプリングにはすでに20kgの反発があります。

20kg・mm × 1mm = 20kg

体重50kgの太郎君が乗った場合、

50kg– 20kg=30kg。

山田くんは30kgでサスペンションに加重を掛けていることになるのでサスペンションは1.5mmしか縮みません。

20kgだけで初めからばねが反発する加重が掛かっているので、固くなったと感じるわけです。

説明がかなり長くなってしまいましたが、調整した事例を紹介します。

調整した車種はKZ1000で、リアサスペンションのプリロードを締めました。締めた量は調整範囲内で全閉めです

なんで調整したのか?調整した理由は、段差や路面のギャップでマフラーが擦るからです。単純にプリロードを締めてバイクの車高を上げました。理由は本当にこれだけです。マフラーを擦りたくない。当たり前ですね(笑)

これは結果的にですが、プリロードを締めることでシートの車高が上がって、交差点や低速のカーブを曲がる時に、旋回前にフロントのタイヤが曲がる方向に自然と向きが変わり曲がりやすくなりました。

これは業界用語で一次旋回が良くなったっていいます。 個人的に街乗りではサスペンションのストロークが多い方が、乗り心地が良くて好きなのですが、それよりもカーブを曲がる時に、バイクがバンクする初期の旋回性能が良くなったので、サスペンションはこのままで乗っています。

フロントフォークの突き出し量の調整

フロントフォークの突き出し量の調整

続いてのサスペンション調整の事例はフロントフォークの突き出し量の調整です。

車種は同じくKZ1000でフロントフォークの突き出し量を50mm戻しました。

ありえない量をつき戻しているので、なんで50mmも戻したのか、一応説明をします。

このKZ1000は買ってきた当初、フロントフォークが50mm以上突き出しされていました。買った時はなぜ、ここまで突き出ししているのか理由が分かりませんでしたが、突き戻しして初めて突き出し量が多い理由が分かりました。

理由は社外品の短いスピードメーターを無理やりつけるために、突き出し量を多くし、スピードメーターとホイールのメーターギヤの距離を短くしていました。

そして、フロントフォークを突き戻すとスピードメーターの長さが足りませんでした。

そして、50mmもフロントフォークを突き出しするとどうなるかというと、リヤサスペンションが暴れます。

なんで、フロントフォークを調整したのにリヤサスペンションが暴れるのかというと、

フロントフォークを突き出したことで、カーブ中にフロントタイヤがコーナーの内側に切れ込みます。

フロントタイヤが切れ込むとバイクはカーブの半径以上に曲がろうとし人間が曲がらないように無意識に車体を起こそうとします。

この一連の動作の反動はリアサスペンションで吸収します。

結果、バイクは曲がろうとするけど、それを人間が戻そうとする動作をカーブの最中に何回も繰り返えします。結果、リアサスペンションが暴れます。

簡単に言うとフロントの振動がリアサスペンションに伝わってリアが暴れて振動することになります。

フロントフォークを50mmつき戻ししたことで、リアサスペンションの振動がなくなり、カーブも安心して曲がれるようになりました。

これは、緩やかなカーブで進入速度は50kmで発生しました。

スピードを出していたからではなく、安全運転でした(笑)

この症状はフロントフォークの突き出しを調整する以外にも、さっき説明したリアサスペンションのプリロードを締めすぎたり、リアサスペンションの車高を上げすぎても同じような症状がでます。

バイクの車高が極端に前下がり、後ろ上がりになるとこのような症状になります。

簡単ですが、一般公道で行ったサスペンションのセッティングの事例を紹介しました。 最後にサスペンションの注意点と素人の調整方法を紹介して終わりたいと思います。

抜けている(ヘタった)サスペンションは危険

抜けている(ヘタった)サスペンションは危険

サスペンションが抜けている場合は危険なので、交換するかオーバーホールしてください。

サスペンションが抜けている場合、カーブを曲がっている時にふらついて危険です。

カーブはゆっくり曲がるよって方も、サスペンションは加速中や減速中も動いています。

抜けていると分かっている時は速めに交換しましょう。

抜けているサスペンションの確認方法はいくつかあります。

まずは外観です。フロントフォーク、リアサスペンション共通ですが、オイル漏れがある場合はNGです。

今は抜けていなくても、今後抜けていく可能性が高いです。

あとはインナーチューブやダンパーのロッドに錆びがある場合もNGです。錆びたロッドがオイルシールを通ることでオイルシールが痛みオイル漏れを起こすからです。

次にサスペンションの確認ですが、実際にバイクに取り付いた状態で押してみてください。

抜けている場合はダンパーが効いていないので、フロントやリアシートを押すとサスペンションがすぐに戻ってきます。

また、試乗できるのであれば試乗すると分かりやすいと思います。 ダンパーが抜けている場合は、路面からのショックが吸収されずにサスペンションの上下運動が止まらないはずです。

とにかくいろいろ触ってみる

とにかくいろいろ触ってみる

冒頭で言ったこと矛盾するけど、サスペンションの動きを理解するためにいろいろやってみることも大事です。

サスペンションを調整するためには、プリロード、ダンパーなど調整箇所を理解することも重要です。そうじゃないと理想のセッティングがあっても調整できません。

おすすめの調整方法は、極端に変えることです。

ダンパーを1クリック回したとか、プリロードを1コマ強くしたとかやっても違いは分かりにくいです。ベテランライダーは感じ取れるかもしれませんが、自分は違いが分かりません。

なので、極端に調整することをおすすめします。 安全が確保できる状態であれば、最強と最弱を試してみてると動きの違いが分かると思います。

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